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年末のカレンダー

ふとデスクの端に目をやった際に、去年の年末に配られた宅用カレンダーが目につきました。

そういえば、なんでカレンダー配るんだろう?と思い、調べてみました。

(以下引用)http://homepage1.nifty.com/manyapage/itsuka/ire19.htm

ケーススタディ『カレンダーを配る理由』


年末になるとカレンダーをいくつも抱えた営業マンをよく見かける。
年末の挨拶と共に、御礼と称して配るのだ。
一見無駄にしか見えないこのカレンダー配りには意味がある。理由は主に3つ。
第1の理由は、自社の「看板」をお客様の部屋の中に出すためだ。
例えばタクシー会社。カレンダーを受け取ったお客様が、部屋にカレンダーを貼る。
このお客様が「どこかにタクシーを頼もう」と思うとき、パッとカレンダーを見る。
そこに電話番号が書いてある。これで受注につながるわけだ。
カレンダーは顧客内に堂々と掲げられる自社の看板、無言のセールスマンなのであ る。

今ひとつの理由は、社内及び社外への「示威」行動である。
これは誰もが知っているような大手企業のカレンダーが有効だ。
その企業と取り引きのある課が、課内にそのカレンダーを掲げたとする。
これは他課に対し「わが課はこんな企業と取り引きしている、どうだ!」の示威に なる。
同じく来客の多い応接などに大手企業のカレンダーを掲げておくのも有効だ。
これは来客者に対し「わが社はこんな企業と取り引きしている、どうだ!」の示威 になる。
その結果、来客者が「この企業とは取り引きしても大丈夫」と信用するかも知れない。
「この企業に取り入るにはかなり値引きしないと無理かな?」と考える可能性もある。

第3が営業マンの士気高揚だ。
配布した取引先に自社のカレンダーが飾ってあれば、これは何とも気持ちがよい。
それを見ながら「このお客様にもっと一生懸命になろう」とする営業マンが生まれるのだ。
自社のカレンダーが掲げられることは、それまでの努力の証なのだ。

効果が無いようで、こんな効果を生むのがカレンダーである。
しかし、こんな効果も掲げられなければ何にもならない。
カレンダーの競争は実に激しい。10本貰ううち1本だけが掲げられると考えていいだろう。
『日本の四季』『世界の観光地』ぐらいでは生き残れないのは自明。
デザイン、大きさはじめ自社のオリジナル性が高く発揮されること。
また、一般家庭用では書き込みができたり、シールの付属品が付くこと。
カレンダーの価値を正しく認識して整備した企業が、無言のセールスを配備できる のだ。

配るべき理由も伝えずにただ「顧客へ持っていくよう」と指示するだけの課長。
結局配りきれなかったカレンダーを自社の社員に持ち帰らせる。これでは何の意味もない。
一方、宅急便でわざわざ見事なカレンダーを届けてくる企業。
カレンダーの意味が分かっているから、コストをかけてまでアクションを起こす。
この違いは大きい。ちなみにカレンダーを宅急便で頂くことはお歳暮以上に記憶に残る。

ビジネス上「慣習」となっているものにはそれなりに意味がある。
虚礼廃止を唱えるのは構わないが、合理主義に徹して虚礼を無くすとつまらない損をする。
年賀、中元・歳暮、社員旅行、忘・新年会、記念式典、納会、初荷、労働組合、厚生施設。
ご時世がどうあれ、必要と思うだけの根拠がある人は、
身を持ち崩さない程度にどんどんやればいいと思う。


なるほど、主にセールス的な理由があったのですね。
確かに自分の会社のカレンダーを飾ってくれていたら、モチベーションあがるかも。


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